病気によって道が閉ざされていた

卵子

好きな異性を見つけ共に生きていくと決めた時に、その人生最大の過程といえば出産です。出産をするには男性の精子が女性の卵子に受精することによって生まれる神秘的な出来事ですが、ただ無事に生まれる可能性というのは意外に少ないといえます。特に少ない要因を招くのが、女性特有の病気になった時です。赤ちゃんを作る部分が腹部にある子宮ですが、この部分にガンなどの病気になってしまうと正常な働きが出来ずに赤ちゃんが出来ても死産してしまいます。これまでは子宮にガンなどの重い病気を発症してしまったときには、最悪の場合摘出手術をしなければならなかったのであきらめるしかなかったのです。しかし医術の進歩によって全摘出はしなくても済むようになったことで、あきらめていた人もできる環境が整いつつあります。そのあきらめていた人の光明になっているのが卵子提供という技術です。

内視鏡で卵子を吸い取り急速冷凍する

分娩室

内視鏡技術の発達により、これまで全摘出しなければならなかったのが一部の組織を切り取ることによって出産をあきらめないで済む環境が整っています。しかし実際に医術を行うには、その症状が完全に治るまで薬を使わないといけないです。治療に使う薬はホルモンバランスを崩す副作用もあるので、出産をしていない場合だと赤ちゃんが出来る可能性が著しく低下してしまいます。そこで双方の承諾を得た場合において、この卵子提供という方法をとることができます。この卵子提供というのは、内視鏡とスポイトで卵子を吸引しておいて無菌の容器に入れたら急速冷凍し保管する方法です。

病気になってもあきらめないで済む

医者と夫婦

無菌の容器で急速冷凍された卵子は、生きたまま氷漬けにされた状態になります。その間にガンなどの重い病気を治し、子供の成長に影響を及ぼさないように薬の服用が少なくなった段階で内視鏡で解凍した卵子を戻すのです。解凍した卵子は子宮内で活動を再開し、そこに男性の精子を入れることが出来れば晴れて受精卵として新しい命を宿すことができます。このようにこれまで病気によってあきらめるしかなかった女性も、この卵子提供技術の発達によって無事に出産に至る人が増えているのです。

実行する場合において最終確認をしておく

卵子

卵子提供技術によって病気になってもあきらめずに済むようになりましたが、ただし一点だけ注意することがあります。それは精子提供でもそうなのですが、卵子提供もまた最終手段ということを忘れてはいけないです。卵子提供自体も子宮に対して影響を与えるものであり、再び戻す際にも定着できるかどうかは確率の問題になります。そのため卵子提供という形で保存したとしても、その後使えるかどうかは未知数な部分があります。さらに子宮に対して多大な影響を与えるので、2回以上できるのと確約されている者ではないです。そのため卵子提供はなんどでも出来るというわけではなく、チャンスは1度きりでしかないということを事前に確認しておく必要があります。実際に提供を行うかどうかは、医師側から確認の内容を話されることになるので夫婦で話し合ったうえで実行するか決めることが重要です。

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